楽しむ子供・悩む親

今年に入って、息子は今まで以上に体を動かすことが大好きになりました。
走る、野球、サッカーなどの球技をしたがる…などさまざまで
親の私は息子の動きに追いつくのがやっとです(^^;)

出来れば、息子が興味を持ったもの、やりたがることは
可能な限りさせてあげたいと常々思っているのですが…。
その一方で、この数ヶ月、
これって傍からみればどうなのだろうと思うことが折に触れてあります。

たとえば、走ること大好きになった息子。
そのきっかけは、テレビで見たマラソンの中継でした。
選手に憧れを抱き
「ぼくもマラソンする!」と言って走りはじめたのは良かったのですが…。
同時に、
「母、じっきょうちゅうけいして!!」というのです(^^;)
テレビで見た様子そのままに、息子にとっては
”走る”と”実況中継”がセットになっているようです。
言われた通り
私は自転車で息子の横を並走しながら実況中継のようなことをしていますが、
まさかこうした形で仕事が活きるとは思っていませんでした。
これは夫の休みの日も同じで、
休みの日であれば
「父、じっきょうちゅうけいして!!」というので
その役割は夫にお願いしています。
(夫は私と違って長く走ることが出来るので、
夫は走りながら実況しています(^^;))

ただ、これは、みようによっては
親が子を盛り上げて走らせているのではないかなと…。
あくまで
本人が走りたがっている、
実況しろというので実況している、というだけなのですが
周りに人がいると抵抗感が出てくる自分もいます(^^;)

また、今シーズン、何度かプロ野球・楽天のスタジアムで野球観戦をしたり
自宅のテレビで中継を見たりしていたためか
野球にもはまった息子。最近、幼稚園のお迎えには、
息子に言われる通りバットとボールを持参し
そのまま公園へ行くことがあります。
公園の土にホームベースやバッターボックス、ベースを書いて
野球といいますか野球遊びをしているのですが…。

最近夫が休みの日にはこうして野球をしています

つい先日、遊んでいる最中に
私がなにかを取りに行くためにほんの数メートル離れようとしました。
その際、息子にはその場を動いてほしくなくて
「(息子)、そこで素振りしてて!」と言いました。
すると、近くにいたママさん集団が「え?」といった驚きの表情でこちらを見ました。

これって、まるで私が息子を野球選手にするべく鍛えているように見えるのか…?と
これまた体が少ししゅんとしました。

こうしたケースが、
サッカーボールで一緒に遊んでいても
おっかけっこをしていても起きるのです…(^^;)
つい、いつも子供がしたいということには
全力で応えたいという気持ちがあるからかもしれませんが、
ちょっと悩みながら
息子と遊んでいるこの頃です…(^^;)

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