有事の際の「酷暑 × 停電」

先日、熊本県熊本地方で発生したマグニチュード7.1の大地震。
熊本県の宇城市と氷川町で震度7の揺れを観測、と聞いたときは本当に驚きました。
その後、連日テレビから流れてくる映像や情報に胸が締め付けられます。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
早く揺れがおさまり、
どうにかこの暑さも和らいでくれることを祈るばかりですが、
この先、熊本をはじめ九州ではさらに暑さが厳しくなるという報道もあります。

テレビからは連日、
「熱中症予防のため、こまめな水分補給を」
「エアコンを適切に使いましょう」 という言葉が聞こえてきます。

これらは熱中症対策の基本であり、
私自身も防災士として講演などでお話ししてきたことです。
ですが、被災して電気や水が自由に使えない状況の中では、
そうした「当たり前の対策」がいかに難しいことか…。
「では、この状況で何ができるのだろうか」と、ずっと考え続けていました。
お恥ずかしながら、これといったものが浮かびません。

そこで、3年前に書いた
酷暑での停電に備えて」というブログを書いていたので、改めて見返してみました。
猛暑の中での停電は、熱中症への対策が命に関わります。
そのなかで出来ることといいますと…
◆霧吹きで体に水を吹きかける
…水が蒸発する際の「気化熱」で、比較的少ない水で効率よく体を冷やす効果があります
(常温の水でOKです)
◆屋外で過ごす場合は「風通しの良い木陰」を選ぶ
…どうしても屋外で過ごさざるを得ない場合、
 川や崖から離れた
 倒壊リスクのない広い公園などの
 「風通しの良い木陰」を選んで休む
◆一日に数時間でも「冷房が効いている安全な場所」へ移動する
…自家発電や電気自動車等で電源が確保されている場所、
 停電していないエリアの避難場所へ
 一時的に移動することも選択肢の一つです。
(※前述の3年前のブログにも書いていたように
 以前、仙台に住んでいた際に
 仙台市減災推進課の方からも
 「停電していないエリアへ避難する」という考え方を教えていただきました。
 移動の際は自治体の避難情報をご確認のうえ、安全を最優先にご判断ください。)



とにかく、
少しでも涼しい場所で過ごす
少しでもこまめに水分を摂る
少しでも、無理をせずに休む。

…そうしたこと自体、
被災した状況では無理なことなのかもしれません。
それでも、これ以上の被害を生まないために…と願うばかりです。

大して案が浮かばない自分が情けないといいますか悔しいです…。
これからも折に触れて考えたいと思います。

個人的には、
非常に強い台風13号(ドルフィン)の今後の進路や影響も大変心配しています。
二次災害にもどうかご注意いただき、皆様も安全第一でお過ごしください。

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